2009年4月19日日曜日

シェルブールの雨傘、日本盤DVD再発売

 スワローズ快調。まあ、ボロが出るまで突っ走って欲しい。青木、絶対、日本で骨を埋めてくれぇ。あ、でも、讀賣いくぐらいなら、メジャーの方がええか。スワローズに一生おってくれぇ!
 あーもーFA制度廃止せんかぃ。だいたい、日本の球団の貧富の差が大きいちゅうか、讀賣と阪神以外貧乏たればっかなんやから、単に、この二つの球団にエエ選手が集中するだけじゃ。フリーでもエージェントでもないわ。ぼけ。

 ところで、長い間、何故か廃盤だったのが、7月17日にちゃんと出るらしい。

"シェルブールの雨傘 デジタルリマスター版(2枚組) [DVD]" (ジャック・ドゥミ)

 ジャケットの青?イメージ的には、こういう青じゃないなぁ。

 やっぱ、この映画ちゅうのは、素晴らしすぎるほどの音楽、それに加えて、登場人部全員のすべてのセリフが唄になっているほど徹底、映像は映像で、独特の原色基調の色づかいで徹底、平凡すぎるほどの陳腐なストーリー(遠距離恋愛ではよくあるパターン)で観客を「感動」まで持っていくのだから大したもんである。さすが、フランス人である。第二次世界大戦、実はドイツにぼろんちょんにやられ、降伏してれっきとした敗戦国やったのに、あの手この手つかいまくって、いっちょ前に「戦勝国」になって、国連じゃ拒否権まで持ったことあるわ。

 実際、オレが最初、映画館で観たときは、映像と音楽が気持ちよく、途中寝てしもて、最終シーンあたり起こされて、見てたら、涙ぐんでしもたほどである。まあ、奇跡的にも、寝る前のシーンで二人で考えたガキの名前、覚えていたこともあるが。それにそれまで、松竹新喜劇風べちょべちょのシーン連続だったのだが、最後のシーンが、途端にクールになるとこも、カッコええ。

 
 それにしても、オレが今年の初め頃、ポンド安だったころ、意を決してAmazon.co.ukで買ってしもたのだが、1000円しなかった。だいたい、カトリーヌ・ドヌーブの昼顔やらなんちゃら入った5枚組のボックスセットですら、16.48ポンド=2415.566円だから。イギリス人は恵まれとる。
 ちゅうことでDVD手に入れたものの、まあ、映画としては、オレみたいな野暮な人間は、やっぱり、今も観かえすたんびに、中だれしてしまうのだが、BGVとして、流しておいて、ポイントポイントで楽しむにはこれ以上の映画は無い。ホンマ、カトリーヌ・ドヌーブが、主題の音楽に乗せて、健気にジュテームジュテームと唄うシーンは最高である。

 
 

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