2007年11月8日木曜日
寒くなって来た。しかし、立冬としては、あったかい。
3日ほどサボってしもた。DVD見てたらそのまま、眠ってしまうんで。GS映画ついでに、オースティン・パワーズまで観てしまう。
この前、またもや、苦手の時事問題を書いてみたら、案の定、予想は見事、外れた。ほんま、時事問題は、苦手である。
小沢=謙信、福田=秀吉説というのをアホなりに考え、ひさびさに、こりゃ、ヒットじゃわいと思っていたら、さにあらず、ナント、まあ、裏でナベツネが動いておったとは!
しかも、事実はどーかわからんが、両方に同じ事云うて、連立を画策するとは、さすがナベツネである。
巷間ではあれやこれやいろんな推測がなされておるが、オレは、ジャイアンツの今年、日本シリーズに出られなかっ腹いせにこういう政治がらみのことしたと思っている。いや、信じとる。
だって、ペナントせっかく珍しく一位になれたのに、チャレンジシリーズであっさり負けてしもたんで、ナベツネにしてみれば、最悪のパターン。もう、必ずといっていいほど、ナベツネのことだから、はらわたにえくりかえっている、筈である。
こういう時、シーズンオフ、プロ野球の制度がらみでケッタイな事をしたり、札束に物言わしたりして、非ジャイアンツファンの心を逆撫でしてきた過去があるのである。
でも、そのフラストレーション、いや、ルサンチマンか?、怨念か?、ともかく、今回の中日優勝を横目にふつふつと湧き上がったどす黒く、激しい、何かが、政治の方向へ行ってくれて、良かったと思っている。
2007年11月5日月曜日
老人と子供のポルカ
もちろん、当方、オッサンであるからして、NHK大河は欠かせない。まあ、見とる。信長秀吉家康ラインだと、こっちもある程度知識があるんで、あれやこれや、いろいろツッこめるんだが、さすがに、信玄ー謙信となると、基本的に知識が無いんで、ツッコミようがなく、素直に面白がって見ている。
ただ、ひとつ、上杉謙信に関して読んだことがある本というのが、
上杉謙信は女だった (八切意外史)
八切 止夫

曲名リスト
Amazonで詳しく見る by G-Tools
というケッタイな小説であり、もちろん、「そんなアホな」で終わってしまうような一つのアイディアを膨らましまくって、小説に仕上げたんだから、そこを味わうもので、まあ、「史実」がどうのこうのでそっから教訓を得ようという司馬遼太郎的な小説ではないのだが・・・、そもそも、この作家、「信長殺し、光秀ではない (八切意外史) 」という本で一世を風靡したほどだから、して。 しかし、今回の大河の謙信役というのが、けっこう、キレイな方というか、上杉謙信は女だった、という仮定が入り込めるだけの余地があるルックスをしてはるんで、将軍や関東管領の権威に弱いのはヴィトンやシャネルが好きと同じで、ブランド志向のあらわれや、とか、やたら京都行きたがるんはやはりディズニーランド好きで年に何回も行く女みたいなもんか、とか、生涯不犯、ちゅうのも、そりゃ女やったら、対象を「女」とした限りにおいては「不犯」でも、きっちり美少年遊び(稚児あそびですな)はしてはった、そうやからなあ。 とか、まあ、アホなこと考えながら、見ている。不思議なことで偏見もって見ていると、本当に「上杉謙信は女だった」と思えてくるから不思議だ。 しかし、現実は、戦国時代より妙なり、ちゅうもんで。 福田康夫が秀吉ばり(まだ完全に服従していない家康のとこへサシで会いに行き、いろいろゴマすりまくって、翌日、秀吉に服従させる芝居をしてくれるよう土下座して頼みこんだ)の手を使ったかと思うと、今日は、小沢が謙信ばり(先週か先々週か、謙信、拗ねて、すべてを放りだして単身高野山いくのがあったでしょ)のスネ方をして、バラバラの民主党をまとめようとしとるし。まあ、歴史は繰り返す、ちゅうもんかもしれん。 さて、ワケがわからなくなって参りました。 オレのように、福田も小沢も大キライで、前の首相がワリと好きな人間は、こういうタヌキ同士の芝居ぶりをみていると、やっぱ、前の首相のあまりの正直ぶりは、大好きな故左卜全翁と重なって見えて仕方なく、ドゥビドゥバーと復活して欲しいものである。 ちゅうことで(ちょっと、こじつけ、強引すぎるか)左卜全とひまわりキティーズ「老人と子供のポルカ」だ。せっかく見つけたから、しゃあない。 昨日はまおちゃんと迷ったが、大河の方をみていしまい、後悔しとるわけである。浅田真央、ようやった!!
八切 止夫
曲名リスト
Amazonで詳しく見る by G-Tools
というケッタイな小説であり、もちろん、「そんなアホな」で終わってしまうような一つのアイディアを膨らましまくって、小説に仕上げたんだから、そこを味わうもので、まあ、「史実」がどうのこうのでそっから教訓を得ようという司馬遼太郎的な小説ではないのだが・・・、そもそも、この作家、「信長殺し、光秀ではない (八切意外史) 」という本で一世を風靡したほどだから、して。 しかし、今回の大河の謙信役というのが、けっこう、キレイな方というか、上杉謙信は女だった、という仮定が入り込めるだけの余地があるルックスをしてはるんで、将軍や関東管領の権威に弱いのはヴィトンやシャネルが好きと同じで、ブランド志向のあらわれや、とか、やたら京都行きたがるんはやはりディズニーランド好きで年に何回も行く女みたいなもんか、とか、生涯不犯、ちゅうのも、そりゃ女やったら、対象を「女」とした限りにおいては「不犯」でも、きっちり美少年遊び(稚児あそびですな)はしてはった、そうやからなあ。 とか、まあ、アホなこと考えながら、見ている。不思議なことで偏見もって見ていると、本当に「上杉謙信は女だった」と思えてくるから不思議だ。 しかし、現実は、戦国時代より妙なり、ちゅうもんで。 福田康夫が秀吉ばり(まだ完全に服従していない家康のとこへサシで会いに行き、いろいろゴマすりまくって、翌日、秀吉に服従させる芝居をしてくれるよう土下座して頼みこんだ)の手を使ったかと思うと、今日は、小沢が謙信ばり(先週か先々週か、謙信、拗ねて、すべてを放りだして単身高野山いくのがあったでしょ)のスネ方をして、バラバラの民主党をまとめようとしとるし。まあ、歴史は繰り返す、ちゅうもんかもしれん。 さて、ワケがわからなくなって参りました。 オレのように、福田も小沢も大キライで、前の首相がワリと好きな人間は、こういうタヌキ同士の芝居ぶりをみていると、やっぱ、前の首相のあまりの正直ぶりは、大好きな故左卜全翁と重なって見えて仕方なく、ドゥビドゥバーと復活して欲しいものである。 ちゅうことで(ちょっと、こじつけ、強引すぎるか)左卜全とひまわりキティーズ「老人と子供のポルカ」だ。せっかく見つけたから、しゃあない。 昨日はまおちゃんと迷ったが、大河の方をみていしまい、後悔しとるわけである。浅田真央、ようやった!!
2007年11月1日木曜日
ふくし君にまた会えそうなので、ウレシいことであるのだが
日本シリーズ終わる。
53年ぶりとは驚いた。他人事ではなく、今世紀中、スワローズももう一度、日本一になれるか、心配になってきた。
心情的に日ハムを応援していたが、なにせ、中継、ランダムに、のべにして1時間ほど見ただけ。エラそうなことは云えない。
稲葉、今シリーズではすごいブレーキに。
しかし、8回までパーフェクトしてた若い投手、容赦なく、9回には変えよったのは、びっくりした、というか、まあ、これが、落合なんだろう。
落合らしいといえば落合らしいが、しかし、ど地味野球なのね。あの鉄板野球、石橋でも叩いて一度ぶっ壊して新たに鉄筋で作り直すような野球が売りの往年の森監督でも、こんなことせんやろう。
試合後、野村監督が「9回、一本ヒット打たれたら、その時点で変える」と云ってた。オレも同意する。
もちろん、結果論で、9回、ちょっとしたきっかけで往年の松岡弘みたいに崩れ、ノリ始めたら止まらない日ハム野球、怒濤の攻撃で逆転、そのノリで、球場揺らすファンのおる札幌行って、ポイントポイントで、観客のジャンプによる、球場全体揺らす、ピンボールで云うところの「チルト」使いまくられ、ぼこぼこ点を入れられ、中日日本シリーズ敗退ちゅうこともあるころはそりゃあるだろうが、まあ、それにしても。
しかし、シーズン中(夏あたりから 笑)、わたしたちスワローズファンを最も悩ませたのは、ナベツネか落合か?、という究極の選択であっただろう。
ナベツネのとこ優勝逃させたら、また、ムキになって、貧乏球団がせっかく手塩にかけ、蝶よ花よ乳母日傘で大事に大事に育て上げた選手、札束でほっぺた叩きながら持っていってしまうわけで。
2007年10月30日火曜日
タイガースをキライなヤツは信じない、誰だって。2007/10/30 23:31
「ストーンズを嫌いな奴は 信じない。世界中の誰だって。」加藤和彦。
「タイガースを嫌いな奴は信じない。世界中の誰だって。」tko。

世界はボクらを待っている
「タイガースを嫌いな奴は信じない。世界中の誰だって。」tko。
・・・アカンアカン、阪神タイガース、オレは嫌いや。まあ、GSのタイガースちゅうことで。
ようやっと、東宝GS映画ボックスが来て、ちょぼちょぼ観よか、と思てたら、つい・・・。タイガースの「世界はボクらを待っている」を観てしまう。もちろん、初めてではないのだが、放送と違ってディテール確認とかできるんで、つい・・・。そいで、あかんがな、はまってもたがな。もう、3度目観てるわ。
ここまで、アホ(アホはオレのボキャブラリの中で最高のほめ言葉である)に徹底しとるとは!すばらしい!
写真見てみ。幼稚園に慰問に行ってるんじゃないねん。あの名曲「花の首飾り」歌いながら、一緒に踊りながら、例の、少女が白鳥(しらとり)になった悲しい場面をあらわしとるねん。ぶっ飛ぶぞ。
確かにかなりクサい、いやクサ過ぎると云って良いだろう。しかし、今日日のミュージッシャンの決まり文句、「パワーをもらってありがとう」やら前向き礼賛とか、どこぞの悪い宗教もしくはタチの悪い催眠商法みたいな上から目線の説教クサさは、どこさがしても、一切ない。
男がやる宝塚歌劇というか、江戸歌舞伎特有の悪趣味さとか、日本のアホな文化がすべてつめこまれてるとんでもないもんや。ここまで徹底していると、「ロック」なんかタカが単に英国や米国の白人が黒人の音楽パクって金儲けする手段だけの薄っぺらいもんにしかみえん。しょーもないこと、本気で堂々とやったら、カッコええんじゃ。
まあ、もうちょっとしてから、ちゃんとした感想文書くつもりだったんだが。まあ、エエか。しかし、つくづく、思うのだが、オレもジュリーに生まれたかった・・・。
世界はボクらを待っている
2007年10月28日日曜日
roll over the Beatles
故黒沢進氏著「日本GS紀GS編コンプリート」この前、一挙に読んだ。
オレの場合は、今みたいにある程度、GSもん、聴いてから、読む方が正解であった。
1964年3月上旬(この速さ!)の「東京ビートルズ」結成、から始まるわけなのだが、もう、最初の一ページ目で、ガーンである。
「以下は、このCDを聴いたファンからの感想で、自分が最も感動したものである」
として、
「ビートルズが日本に紹介された当初、彼らの音楽は雑音としてうけとめられた。その反映である東京ビートルズも当然ながら雑音と云われた。あれから30年、もはや、ビートルズは単なるニューミュージックにしか聞こえないが、東京ビートルズの方はあいかわらず雑音のままである。
どちらが偉大であるか、云うまでもないだろう」(日本ロック紀GS編 コンプリートより引用)
そうか・・・!
そうであったのか!!
と、いたく納得したものである。
オレも不思議に思っていたわけなのである。東京ビートルズ以降、かなり沢山のグループやシンガーが、日本語版ビートルズカヴァーを出しているが、そのどれもが、聴いていて、「エエなあ」(但し70年代初頭まで)なんだが、いざ、オリジナル聴いてみよか、とビートルズのビートルズナンバー聴いても、ピンとこず、なんか、退屈なだけだったんであーる。
そこんとこ、オレなりにつきつめて考えて、ここで書いたら、オレの場合、多分ビートルズの単なる悪口にしかならず、全世界に億単位でおるビートルズファン、特に、その恐ろしさは、敵に回すと阪神ファンの比ではない(例 http://ja.wikipedia.org/wiki/ビートルズ論争)、で、書かんかった。
そうか、「単なるニューミュージック」にきこえていたのか。納得納得大納得、であーる。
オレも勇気を振り絞って、正直なとこ書こう。
イギリスの室蘭みたいな港町出身でドイツくんだりまでどさまわりしていた田舎者臭いビートルズなんかより、花のお江戸の「東京ビートルズ」の方が、ずっとエエぞ!
これは4曲しか入っていないが、実はソノシート音源を集めた「 the sound of 1965」というCDも出ていたそうだが、今は廃盤みたい。
まあ、いろんなコンピレーションがあるが、25曲とたっぷり入っているんで、次の二つ。荒削りながらも勢いの良さ60年代のものが多い前者と、もう、ビートルズが何者かわかってしまい、カヴァーとしての完成度が増した70年代80年代が多い後者。
「らんちき騒ぎのダンスパーティだ
羽目を外して踊ろうよ、
夜の明けるまで」
(「ツイスト・アンド・シャウト」漣健児訳詞)。
2007年10月26日金曜日
2007年10月24日水曜日
「今日を生きよう」考
ネコが笑ってるとこを生まれて初めてみました。ありがとうございます。
スワローズの新しい監督が高田になり、ますます、スワローズファンは苦難の道を歩まなあかんような気がする。
広澤はタイガース出身選手のフリしてタイガースのコーチしているし、池山は楽天だ。高井雄平中心に応援しようっと。
実生活では苦難の道など一億円もろても歩むのはイヤやが、まあ、スワローズ、ちゅうことで。
オレがCSでは、讀賣応援した(ちゅうても、中継も見ず、勝てばいいなあ、日に二度ほど思った程度)のは他でもない。
どんな汚い手を使っても、勝ってさえいたら、ごきげんの讀賣が、日本シリーズに出れないとこういう結果が待っているのである。
チーム強くするのに、今いる選手をどうやって生かして使うか、とか考えないチームやから、しゃあない。札束にあかしても優勝でけへんこと、まだ、わからん。
愚痴っとてもしゃあない、まあ、ペタジーニ獲られた時みたいに、夜中、近くの神社行って、丑三参り、すればええことだけどね(ウソでっせ)。
ともかく、スワローズファンはイバラの道が続こうとも、今日をいきていかなあかんねん。
ここまで、前フリ。
音楽のサイトですからね、ここは。
ちょっと前、ラジオでグラス・ルーツの「今日を生きよう」(Let's Live for Today)がかかり、懐かしいなあ、と思って、早速、iTunes Music Storeで購入する。こういう時、便利である。
少なくとも、オレの中では鮮烈。だいたい、なかにし礼訳詞(作詞?)、ショーケン(萩原健一のことですわ。)ヴォーカル、どう聴いても、ストレートな前向きな曲ではなく、なんか、女郎と心中しそこなったあげく、なんかとてつもない深刻な修羅場を乗り切った後、ようやっと晴れて「今日を生きよう」ちゅう感じの(オーバーなようだが、いきなり思い入れ過剰に「恋があるなら何もいらない、お前がいれば何もいらない、昨日のことも明日のことも悩むことなく、今ひととき、愛し愛され、今日を生きよう」だもん)
スワローズの新しい監督が高田になり、ますます、スワローズファンは苦難の道を歩まなあかんような気がする。
プロ野球ヤクルトは24日、日本ハムのゼネラルマネジャー(GM)を務めた高田繁氏(62)が次期監督に決まったと発表。 [From ヤクルト監督に高田繁氏決定 3年契約、25日就任会見 | エキサイトニュース]
広澤はタイガース出身選手のフリしてタイガースのコーチしているし、池山は楽天だ。高井雄平中心に応援しようっと。
実生活では苦難の道など一億円もろても歩むのはイヤやが、まあ、スワローズ、ちゅうことで。
オレがCSでは、讀賣応援した(ちゅうても、中継も見ず、勝てばいいなあ、日に二度ほど思った程度)のは他でもない。
どんな汚い手を使っても、勝ってさえいたら、ごきげんの讀賣が、日本シリーズに出れないとこういう結果が待っているのである。
日本シリーズ出場を逃した巨人が、今季限りで3年契約が切れるヤクルトのアレックス・ラミレス外野手(33)の獲得に向け調査を進めていることが21日、明らかになった。 [From 巨人“ラミちゃんゲッツ”しちゃうかも | エキサイトニュース]
チーム強くするのに、今いる選手をどうやって生かして使うか、とか考えないチームやから、しゃあない。札束にあかしても優勝でけへんこと、まだ、わからん。
愚痴っとてもしゃあない、まあ、ペタジーニ獲られた時みたいに、夜中、近くの神社行って、丑三参り、すればええことだけどね(ウソでっせ)。
ともかく、スワローズファンはイバラの道が続こうとも、今日をいきていかなあかんねん。
ここまで、前フリ。
音楽のサイトですからね、ここは。
ちょっと前、ラジオでグラス・ルーツの「今日を生きよう」(Let's Live for Today)がかかり、懐かしいなあ、と思って、早速、iTunes Music Storeで購入する。こういう時、便利である。
(歌詞と訳詞もあった! http://www.eigo21.com/03/pops/lvfrtdy.htm)
もちろん、テンプターズのカヴァーの方(1967年)が、日本人にとっては、印象深いかもしれん。
もちろん、テンプターズのカヴァーの方(1967年)が、日本人にとっては、印象深いかもしれん。
少なくとも、オレの中では鮮烈。だいたい、なかにし礼訳詞(作詞?)、ショーケン(萩原健一のことですわ。)ヴォーカル、どう聴いても、ストレートな前向きな曲ではなく、なんか、女郎と心中しそこなったあげく、なんかとてつもない深刻な修羅場を乗り切った後、ようやっと晴れて「今日を生きよう」ちゅう感じの(オーバーなようだが、いきなり思い入れ過剰に「恋があるなら何もいらない、お前がいれば何もいらない、昨日のことも明日のことも悩むことなく、今ひととき、愛し愛され、今日を生きよう」だもん)
かなり濃度の濃い方が、エエ。
しかし、調べたら、the Rokesというイタリアのバンドのがオリジナルらしい。サンレモ音楽祭で入賞しとる(http://60spunk.m78.com/liveforjp.htm)。調べたら、なんとまあ、You Tubeにあった。
こいで、テンプターズの「今日を生きよう」がYou Tubeにあったら、ええんやけどねぇ。
しかし、調べたら、the Rokesというイタリアのバンドのがオリジナルらしい。サンレモ音楽祭で入賞しとる(http://60spunk.m78.com/liveforjp.htm)。調べたら、なんとまあ、You Tubeにあった。
こいで、テンプターズの「今日を生きよう」がYou Tubeにあったら、ええんやけどねぇ。
2007年10月22日月曜日
「待ちくたびれた日曜日」考
昨日の遠藤賢司のボックス、CD6枚組と書いたが、ウソでした。CD9枚組+DVD1枚の10枚組。そいで、定価で15000円強だから、極めて、太っ腹。でも、まあ、当分、気分はGSやからなあ。
ずいぶん、前に買って、いっぺん、何か書いた覚えがあるかもしれんが、錯覚かも知れん(過去ログ、やっぱ、全部載せとかな、逆に面倒かもしれんな)、イタリアの(正確にはちゃうんだが、http://ja.wikipedia.org/wiki/ヴィッキー)歌手で60年代後半、「恋は水色」で一発あてるわけだ。
"恋はみずいろ~ヴィッキー・ベスト・セレクション" (ヴィッキー)
この中に、「待ちくたびれた日曜日」という日本語歌詞((作詩小園江圭子/ 作曲村井邦彦/編曲利根常昭))のヤツがある。この曲、歌詞だけじゃなく、作曲の村井邦彦氏(http://ja.wikipedia.org/wiki/村井邦彦)は、これがデビューらしい。和製フレンチ(になるのかどうかわからんが)として、かなりすばらしい名曲である。
ただ、歌詞がスゴい。最初はオシャレな感じなのだが。
「髪も綺麗にとかしたし 靴もぴかぴか光ったし あなたの~好きな香水も~探して買っておいたのに~」
まあ、最初はこんな感じでまあ、けなげな状態。
オレなら、すっ飛んでいくね。
で、まあ、この段階で行っとけば、まあ、ええんだが、
「犬もお風呂に入ったし、小鳥のカゴも塗り替えた、あなたの好きなアネモネもほどよく咲かしておいたのに」
かなりエスカレートする。これは、こわい。
動物関係、あっさり歌っているが、犬を風呂に入れたりするんは、かなり重労働だし、鳥のカゴ、塗り替えるちゅうたら一日仕事や。鳥を何処か別の場所に移さなあかんし、乾くまでまたなアカン。それに、ペンキ塗り自体、ムラがでたりして、かなり重労働だ、
つぎ、あっさり「(アネモネ)ほどよく咲かしておいた」と書いているが、これも難しい。この段階では、かなりの労力が必要なわけだ。
それも、まあ、この段階で行っとけば、散々イヤミ云われるかもしれんが、そこは、なんとか、ひたすら逆らったり口答えしたり変な言い訳しないで平謝り、努力すれば、ゴマカシが効くと思う。
「テーブルかけもとりかえた、おかしもこんがり焼け上がり、あなたの好きなあの歌も、みんな覚えておいたのに」
怖い。
歌の方も、こっからちょっとキーが上がって軽い焦りみたいなもんが出てくる。
この段階でひょっこり行くと、まあ、血を見るでしょう。まあ、オレがその待たせている男なら、かなり怖くなって行くのはためらわれる段階だ。
まあ、歌詞はここで終わっている。それでも、待つ女の切なさが、「ドナドナ」レベルの、ぎりぎりのところで、オシャレに表現されているから、ええ。
この後、さらに「待ちくたびれ」さえたら、どえらいことになるだろう。
もう、スティーブン・キングの世界、もしくは「危険な情事」的状況といった、かなり深刻な展開が予測されるわけだ、ワシらオッサンはこうした曲からも耐えず教訓を学んでいかなアカン。
この次の歌詞は当然
「家具も全部処分したし、貯金も全部おろした、あなたの好きな夜の仕事に、探してかえたのに、」
というのがあって、その後は、
「斧もきれいに研げたし、地下室の鍵も頑丈にした、あなたの好きなあのお経も、みんな覚えておいたのに」
てな感じ?
・・・しもた。オックス(http://ja.wikipedia.org/wiki/ジ・オックス)もこの曲カヴァーしており、それを聴いての感想を書こうと思ったのであった。あの赤松愛が歌詞そのまんまでヴォーカルとっており、上のような怨念とか感じず、まったく別の曲に聞こえるから不思議だ。まあ、幼稚園の先生を待つ園児、ちゅう感じか?
"オックス・コンプリート・コレクション" (オックス)
おまけ、ヴィッキーの「恋は水色」
ずいぶん、前に買って、いっぺん、何か書いた覚えがあるかもしれんが、錯覚かも知れん(過去ログ、やっぱ、全部載せとかな、逆に面倒かもしれんな)、イタリアの(正確にはちゃうんだが、http://ja.wikipedia.org/wiki/ヴィッキー)歌手で60年代後半、「恋は水色」で一発あてるわけだ。
"恋はみずいろ~ヴィッキー・ベスト・セレクション" (ヴィッキー)
この中に、「待ちくたびれた日曜日」という日本語歌詞((作詩小園江圭子/ 作曲村井邦彦/編曲利根常昭))のヤツがある。この曲、歌詞だけじゃなく、作曲の村井邦彦氏(http://ja.wikipedia.org/wiki/村井邦彦)は、これがデビューらしい。和製フレンチ(になるのかどうかわからんが)として、かなりすばらしい名曲である。
ただ、歌詞がスゴい。最初はオシャレな感じなのだが。
「髪も綺麗にとかしたし 靴もぴかぴか光ったし あなたの~好きな香水も~探して買っておいたのに~」
まあ、最初はこんな感じでまあ、けなげな状態。
オレなら、すっ飛んでいくね。
で、まあ、この段階で行っとけば、まあ、ええんだが、
「犬もお風呂に入ったし、小鳥のカゴも塗り替えた、あなたの好きなアネモネもほどよく咲かしておいたのに」
かなりエスカレートする。これは、こわい。
動物関係、あっさり歌っているが、犬を風呂に入れたりするんは、かなり重労働だし、鳥のカゴ、塗り替えるちゅうたら一日仕事や。鳥を何処か別の場所に移さなあかんし、乾くまでまたなアカン。それに、ペンキ塗り自体、ムラがでたりして、かなり重労働だ、
つぎ、あっさり「(アネモネ)ほどよく咲かしておいた」と書いているが、これも難しい。この段階では、かなりの労力が必要なわけだ。
それも、まあ、この段階で行っとけば、散々イヤミ云われるかもしれんが、そこは、なんとか、ひたすら逆らったり口答えしたり変な言い訳しないで平謝り、努力すれば、ゴマカシが効くと思う。
「テーブルかけもとりかえた、おかしもこんがり焼け上がり、あなたの好きなあの歌も、みんな覚えておいたのに」
怖い。
歌の方も、こっからちょっとキーが上がって軽い焦りみたいなもんが出てくる。
この段階でひょっこり行くと、まあ、血を見るでしょう。まあ、オレがその待たせている男なら、かなり怖くなって行くのはためらわれる段階だ。
まあ、歌詞はここで終わっている。それでも、待つ女の切なさが、「ドナドナ」レベルの、ぎりぎりのところで、オシャレに表現されているから、ええ。
この後、さらに「待ちくたびれ」さえたら、どえらいことになるだろう。
もう、スティーブン・キングの世界、もしくは「危険な情事」的状況といった、かなり深刻な展開が予測されるわけだ、ワシらオッサンはこうした曲からも耐えず教訓を学んでいかなアカン。
この次の歌詞は当然
「家具も全部処分したし、貯金も全部おろした、あなたの好きな夜の仕事に、探してかえたのに、」
というのがあって、その後は、
「斧もきれいに研げたし、地下室の鍵も頑丈にした、あなたの好きなあのお経も、みんな覚えておいたのに」
てな感じ?
・・・しもた。オックス(http://ja.wikipedia.org/wiki/ジ・オックス)もこの曲カヴァーしており、それを聴いての感想を書こうと思ったのであった。あの赤松愛が歌詞そのまんまでヴォーカルとっており、上のような怨念とか感じず、まったく別の曲に聞こえるから不思議だ。まあ、幼稚園の先生を待つ園児、ちゅう感じか?
"オックス・コンプリート・コレクション" (オックス)
おまけ、ヴィッキーの「恋は水色」
2007年10月21日日曜日
一番アホなのは・・
まあ、セ・リーグはしかし、なんと地味なCSシリーズであったことだろうか。
ロッテと日本ハムの方が応援とか、観客の熱気とかスゴかっただけに、
そいで、今日は阪神タイガースの公式スポンサー、ジョーシンへ行ったら、ワケのわからんセールをやってた。欲しかったDVD買ったら、いきなり20%引きしてくれて、思わず「なんで?」ときいたら、「CD、DVD全品20%引きしてますねん」と、あっさりした感じで云われた。確かに、そこそこにビラが吊り下げてあった。
それにしては、なんか、熱気がない。
ははあん、とオレはすぐにわかったね。
タイガースファンの思考回路を熟知しているオレが推察するに、こりゃ、チャレンジシリーズ、おそらく、タイガースが最後まで勝ち抜くという極めて楽観的な予測に基づいて(おそらく、せめて中日ぐらいはやっつけるだろうと)、このセールを企画してたんだと思う。ところが、こないことになったんで、ひっこめようがなくなって、名前のない、ワケのわからんセールだけ残ったちゅうわけじゃないだろうか。
ひっこみがつかなくなったんや、アホやなあ、と腹の中で嘲笑いながら、まあ、ここはひとつ、ついでやからと店内一巡り・・・遠藤賢司の「実況録音大全」というCD6枚組のボックス、買うてしもたがな。これは半額セールのとこにあったから、つい・・。しかも、持ち合わせないから、クレジットで。アホや。
"遠藤賢司実況録音大全集1968-1976(DVD付)" (遠藤賢司)
2007年10月19日金曜日
つまんなかった本
まあ、このところ、わりかし本を読んでいるんだが、この前感想文(・・ちゅうてええのか?)中島らもの奥さん美代子さんが書いた「らも 中島らもとの三十五年」とか、山崎忠昭著高崎俊夫編の「日活アクション無頼帖」やら、もう文句なしにオモロかった本(ちょっと大当たりが続いた)、
がある一方、当然、「うーん」とか「なんや、これ?」ちゅう本があるわけで、今回はそれを紹介する。
今まではそうしたネガティブな感想を持った本や音楽映画については極力ここで書かないようにして来たが、ちょっと、今回はヒドすぎる。
たけしのファンというかマニアみたいな人が書いたのか? 全盛期ならいざしらず、実際、今頃、事故起こして以来、たけしがそれほどのパワーを持っているとは思えず、だから、著者が「たけし」を持ち上げるたんびに、かなりの違和感を感じた。
オレのように「たけし」や「団塊の世代」とか「アナキズム」とかの「単語」に反応する人間を刺激するタイトルだが、「たけし」以外、「団塊の世代」についても「アナキズム」についても、あまりにも、中途半端な解釈。そしてひたすら、 たけし、たけし、である。なんか、ダマシにかけたような感じ。
それにしては、「たけし」の今後の戦略云々まで、予想(妄想?)してあり、ようわからん。
まあ、オレがこのブログで、大好きな弘田三枝子やヤクルトスワローズのことを書く場合、よく、おちいるモードに突入したまんま、本にしてしまったのか?
オールナイトニッポン時代ならいざしらず、もう、たけしじゃないなろう。今じゃ、爆笑問題の太田の方が、胡散臭さ、ミエミエの路線狙いがあり、たけしを危険と言うなら、太田の方がもっとキケンではないだろうか。
同世代の著者で、それまでは、納得できる部分がそこそこあり、今まで、ちょこちょこ読んでいたが、今回ばっかは、匙を投げた。
さっぱり、ワケがわからん。
途中から「オレはオレは」(注 この本での一人称は「ぼく」)が続き始め、読み進むうちに、ははぁんと納得する。「オレはエラい!」ちゅうわけだろう。だから、この本で述べてるワケのわからんことも、正しい、だから、オレの言うこときけ!・・・なんのことはない、今宵、すべてのバーでみられる飲んだくれの戯れ言レベルをカシコぶって書いてあるだけ、と納得。
ワシら世代がちょうど今ぐらいの年齢になると、酒のみに行くと、堂々巡りの話をグダグダしながら、要は「オレはオレは」の自慢合戦になるのを、本でやった感じがする(読み終えたところで、「語り書き」ということが判明し、ますます、納得)。
前者はタイトルに凝りすぎて、失敗、実際、著者はフリーライターだそうだが、何者やねん?
後者は『キャラクター化する「私」』云うてる著者自身のキャラが立っていない、もしくは、せいぜい酔っぱらいのおっさんキャラ以上のものではない。「語りおろし」ちゅうけど、アルコール入ってグダグダ云ってるのを、筆記させただけじゃないのか!
新書、ベストセラーになる本の影響か、本のタイトルと中身のギャップが大きすぎるのが多く、困る。そいで、まあ、最近読んだ本の中では特にそのギャップが激しいものをふたつ。
困る。
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