2015年9月4日金曜日

9月4日

 スワローズ、勝つ。この季節になっても、 プロ野球が楽しめるって、ぜいたくですね。 

 昼、吉野家で、ついに、1,720円の鰻重3枚盛を喰ってやった。がはははは。隠していたが、実はオレは大金持ちなのである。

  早川義夫の「批評家は何を生み出しているのでしょうか」と「日本のロック名盤ベスト100」

この前、「日本のロック名盤ベスト100」(川崎大助著 講談社現代新書)読んで、まさに早川義夫の「批評家は何を生み出しているのでしょうか」の歌詞そっくりそのままのがオレの感想という体験をした。

  この前も書いたが、現在の視線から、過去の日本の音楽(オレの好きなヤツ)をばっさばっさ切り捨てていくという「第二部」に腹を本気で立てている。

 それも、戦後日本のポップ史全般に亘って、たとえば、雪村いづみがチャック・ベリーをカヴァーしなかったからアカンとか、J-popは名前が「全体主義」だ、今の女性アイドルグループブームが「男尊女卑思想」(!!!)のあらわれ、だとか、レッテル貼り主体のまったく愛のない「悪口」なのである。『本当の評論ならば、あなたの唄が聞こえてくるはず』  『もう、人のことはいいから、自分の心を歌えよ』と言いたくなる。

  日本のロック批評家は何を生み出しているのでしょうか?いや、この人だけじゃなく、この50年弱、日本のロック批評家は何を生み出してきたのでしょうか?2015年にもなって、何やってる?  

 とっとと第二部を外し、そのページ数を「ベスト100」の方を充実させる方向へ持っていった方が良い。

  オレなんか、某女性アイドルグループつまり、アイドリング!!!のライブ映像やら音楽を聴くと、めちゃくちゃいいもんがあり、ふうんと思っていたところ、PASSPO☆はもっともっと良く、感動しまくり、このブーム(なのだろうか?)裾野の広さ奥の深さにゾッとし、最強のDDとして、すべてのアイドルグループのすべての音源、映像集めたろかい、聴いたろうかい、観たろうかい、握手会行ったろうかい、という野望がふつふつとしている。でも、神戸在住だし、金無いし、それよりなによりも、精神年齢84歳だし、どないしよ、と思っていた矢先、この本によると、「男尊女卑思想」だぜ。しかも、裏に「独裁者」がおるらしい。・・・涙出たわ。朝日新聞の文化欄程度のセンスいや某党機関紙か。『掘り下げて知るべき相手は、あなたじしんだ』  

 だいたい、2015年、のうのうと「風街ろまん」2000年までのトップに持ってくるなら、今のヤングにどうやったら、「風街ろまん」を超えられるアルバム作れるか、或いは、もう「風街ろまん」聴く必要がなくなるもんを生み出せるか、一緒になって悪巧みするのがロックちゅうもんだと、オレは認識していたが。まあ、エエわ。

  さて、早川義夫の「批評家は何を生み出しているのでしょうか」の歌詞を引用しまくったんで(上の文章で『』の部分)、Youtubeに無いかと思ったら無い。グーグルかけたら、偶然、ニコ動でジャックスの68年ライブが見つかった。これは、ジャックスボックスに入ってたライブとは別のヤツで、探しまくってたヤツだ。 10年おきぐらいに、コピーが出回ってるとかの噂があり、その都度悔しい想いしたやつだ。

  どうやら、「日本のロック」の神さまは、オレの方についてくれたみたい。あーありがたやありがたや。まさに、『どんなに月日が流れても、光失わない唄』。ざまあみやがれ。


    

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